最近、永松茂久さんの『自分を整える』を読みました。
日々生活していると、周りの人の言葉や態度に気持ちを左右されたり、まだ起きていないことを考えて不安になったりすることがあります。
「もっとこうしてくれたらいいのに」
「なんで自分ばかり……」
そんなふうに考えていると、気づかないうちに自分の時間や気持ちを誰かに渡してしまっているような気がします。
この本は、永松さん自身が実際に行動し、感じたことをもとに書かれているからこそ、単なる考え方ではなく、「じゃあ、自分はどう生きるか」を考えさせられる内容でした。
読んでいて特に印象に残ったのが、
- 幸せの「精神的コスパ」
- 自分の幸せを人に委ねない
- 周りの人のためにも自分を整える
- 嫌な人のために時間を使わない
- 不安を手放して、自分らしく生きる
という考え方です。
今回は、この中でも特に自分の心に残ったことをまとめてみました。
① 人生の幸せは「精神的なコスパ」で考える
人生の幸せとは、生まれてから命が終わるまでの時間で、どれだけ精神的なコスパが高い時間を過ごせるか。という考え方が印象に残った。
自分がやりたいと思えるか。
自分が楽しいと思えるか。
自分にとってメリットがあるか。
お金のコスパだけではなく、自分の気持ちにとって、その時間はどんな価値があるのか。
② 自分の幸せを、人に委ねない
「あの人がもっとこうしてくれたら幸せなのに」
でも、相手がどう動くかは自分では決められない。
それなのに、相手が変わることを期待してしまう。
これは、相手の行動に自分の幸せを賭けているようなものなのかもしれない。
相手がどう動くかという「たられば」はギャンブル。
だから、自分で変えられることに目を向ける。
③ 周りの人のためにも「自分を整える」
自分の気分が上がっていて、精神的に余裕があるときは、周りの人にも優しくできる。
逆に、自分が不安定だと、周りに心配させたり、余計な気遣いをさせてしまう。
自身の実体験でも、感じます。自分が忙しいときや気持ち的に余裕がないときって相手に優しくできていません。
逆に自分に余裕があるときって、相手に優しく接することができますし、心配りもできている気がするんですよね。
だから、
自分を整えることは、自分のためだけではなく、周りの人のためでもある。
④ 嫌な人のために、自分の時間を使わない
・嫌なことを言われた
・何気ない一言が気になった。嫌だった
・相手の態度が気に食わない
みたいなことがあると、その日の夜も考えてしまう。
「なんであんなこと言われたんだろう」
「なんか、腹立つな……」
でも、その間、相手は何をしているのか。
もしかしたら、何も気にせず、いびきをかいて寝ているかもしれない。
そう考えると、
「なんで自分だけ、その人のために時間を使っているんだろう」
となる。
嫌な人のために、ストレスを感じたことに自分の貴重な時間を使わない。
心を持っていかれそうになったときこそ、自分の気分を上げてくれるものに目を向ける。
分かっていても難しいのですが、そういう意識が大事なんだと思います。
⑤ 不安は、ずっと続くわけじゃない
今、不安に感じていることを一年前に感じていたとしたら?
一年前の不安を思い出してみる。もちろん覚えていることはある。
でも、そのときと同じ感情の強さで、今も苦しんでいるわけではない。
人は時間が経つと忘れていく。
どんなに辛かったことでも、少しずつ薄れていく。
だから、「今の不安も、ずっとこのままではない」
と思ってみる。
たしかに、不安って感じること多いものですが、1週間前や1か月前の不安ってハッキリは覚えてないです!
だから、いつか忘れる程度のものなんですよね。
おわりに
『自分を整える』を読んで、自分の幸せについて改めて考えました。
誰かが変わってくれることを待つのではなく、自分で自分の気分を整える。
嫌な人のために時間を使うのではなく、自分が大切にしたいことに時間を使う。
不安になったときも、「この気持ちがずっと続くわけではない」と少しだけ距離を置いてみる。
そうやって自分自身を整えていくことが、結果的に周りの人を大切にすることにもつながるのだと思います。
本当に大切なものは、何かを手放したときに見えてくるのかもしれません。
まずは自分が幸せになる。
そして、自分が整っているからこそ、周りの人にも良い影響を与えられる。
これからは、誰かに自分の幸せを委ねるのではなく、自分自身で自分を整えながら生きていきたいと思います。

