最近、永松茂久さんの『君はなぜ働くのか』という本を読みました。
日々仕事をする中で「自分は何のために働いているんだろう?」「働く意味って何だろう?」とふと考え込むことが増えていたからです。自分の中だけでは納得のいく答えが見つからず、手にとった一冊でした。自分の中では、生活を維持するためとか、家族のためとかしか思い浮かびませんでした。
でも、実際に読んでみると、自分の働き方や生き方を根本から見つめ直すような、心に刺さる言葉がたくさん詰まっていました。
- 仕事とは何か
- 人との向き合い方
- 「夢」と「目的」の違い
読んでいるうちに、自分自身の働き方や生き方について、改めて考えさせられたのでまとめました。
仕事とは、誰かを楽にすること
私はこれまで、「仕事は生活のためにするもの」「自分に向いている仕事を見つけることが大切」と考えていました。完全に自分本位です。
もちろん、それも間違いではありません。
しかし本を読んでいて、「仕事とは、誰かを楽にすること」という言葉が心に残りました。
困っている人を助ける。
頼まれたことに応える。
自分の知識や経験で、相手の負担を少しでも軽くする。
その積み重ねが仕事であり、その価値に対して報酬が支払われる。
そう考えると、仕事は「自分のため」ではなく、「誰かのため」にあるものなのだと感じました。
私たちはみんな商人
会社員、公務員、自営業、専業主婦…。
働き方は違っても、本質は同じです。
私たちは、自分の時間や知識、経験を誰かに提供し、その対価をいただいています。
つまり、みんな商人なのです。
そう考えると、「自分が何をしたいか」だけではなく、「相手は何を求めているのか」を考えることが、とても重要になります。
仕事でも、人間関係でも、相手の立場に立つことが価値を生むのだと思います。
相手が幸せになる伝え方
この考え方は、普段のコミュニケーション(話し方)にも通じます。
何かを伝えるとき、自分が言いたいことばかりを話してしまうことがあります。
でも、本当に大切なのは、相手がどう受け取るか。
相手が安心できるか。
相手が前向きになれるか。
ベクトルを自分ではなく相手に向ける。
その意識だけで、同じ言葉でも伝わり方は大きく変わるのではないでしょうか。
夢よりも目的
今回、一番考えさせられたのが「夢」と「目的」の違いでした。
夢や目標は、達成した瞬間に終わりがあります。
だからこそ、達成後に燃え尽きてしまう人も少なくありません。
一方で、「なぜ、それをやるのか」という目的には終わりがありません。
目的がある人は、目標を達成しても次の一歩を自然に踏み出せます。
さらに、夢だけにこだわりすぎると、本当は自分に合った新しいチャンスが目の前にあっても見逃してしまうことがあります。
目的が明確であれば、夢の形が変わっても進み続けられる。
この考え方は、これからの人生でも大切にしたいと思いました。
おわりに
この本を読んで感じたのは、働くことは「自分のため」だけではなく、「誰かの役に立つこと」なのだということです。
そして、人生を豊かにするためには、夢だけを追いかけるのではなく、「なぜそれをするのか」という目的を持つことが大切なのだと思いました。
目標は人生の道しるべになります。
でも、その道を歩き続ける力になるのは、きっと目的です。
私自身も、これからは「何を成し遂げたいか」だけではなく、「なぜそれをするのか」を問い続けながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。


